修繕工事と改修工事、どちらも建物の劣化や機能改善に関わる工事ですが、目的や内容に違いがあります。
【修繕工事】
・目的: 経年劣化や自然災害による建物の損傷を 新築当初の状態に戻す こと
・内容: 外壁塗装、屋根補修、配管交換など
・効果: 資産価値維持、安全性確保
【改修工事】
・目的: 建物の機能や性能を 新築当初よりも向上させる こと
・内容: 耐震補強、バリアフリー化、省エネ化、セキュリティ強化など
・効果: 価値向上、入居率向上、空室対策
イメージで例えると
・修繕工事: 古くなった家を、昔のように綺麗にする大掃除
・改修工事: 古くなった家を、現代的な設備や機能に変えて、より住みやすくするリフォーム
ポイント
・大規模修繕工事は、修繕工事と改修工事を組み合わせた大規模な工事
・補修工事は、劣化や不具合が生じた箇所を 応急的に補う 工事。
まとめ
建物の状況やニーズに合わせて、適切な工事を選択することが重要です。
