地震後の外壁・内壁・屋上のひび割れ・亀裂はすぐに補修修繕すべき! 放置すると雨漏りの被害が広がります

皆さんこんにちは。埼玉県川口市を拠点に、埼玉県や東京都内、千葉県、神奈川県といった首都圏で、内装・外装の補修や防水工事などを手がけている株式会社アイナです。


強い地震が発生した後は、建物に亀裂が発生していることがあります。それほど大きな亀裂ではなかった場合は、「しばらく放っておいても大丈夫だろう」と考える方もいるでしょう。しかし、外壁や屋上の亀裂は建物の防水機能を低下させるため、早めにメンテナンスを行わなければならないのです。ここでは、地震で亀裂が発生した時の正しい対処法をご紹介します。




■地震で建物に亀裂ができたらすぐに直すべき!



地震によって建物に亀裂ができた時は、可能な限り早めに修理する必要があります。なぜなら、亀裂があるとそこから雨水が浸入し、雨漏りにつながるからです。外壁はもちろん、屋上に施されている強力な防水工事も、亀裂ができていてはまったく意味がありません。見えにくいところに亀裂や建材のズレ・歪みが発生していて、密かに水が入ってくることもあります。


もし亀裂をそのまま放置すれば、浸入してきた水によって住宅の見えない箇所が腐食し、寿命を大きく縮めてしまうでしょう。また、室内の結露や水濡れ、カビ・ダニの繁殖による住環境悪化も招きます。「大したことはないから」といって亀裂を放置した結果、これほどまでに被害が拡大してしまうのです。


さらに、亀裂の大きさによってはコンクリートや外壁材が剥がれて落下し、重大な事故につながるおそれもあります。表面上は小さな亀裂でも、実は深いところまで達しているケースがあるのが怖いところです。自分で正確な判断をするのは難しく、何より危険を伴います。地震の被害を受けた後は、専門業者に建物の状態を確認してもらい、必要な修繕工事を行いましょう。




■亀裂の修繕や防水工事にも地震保険は適用されるの?



地震で被害を受け、亀裂の修繕工事や防水工事を行う時は、ある程度の費用がかかります。突然の地震による予期せぬ出費ですから、なるべく費用は抑えたいところです。そこで頼りになるのが保険ですが、雨漏りの修繕に対しても地震保険は適用されるのでしょうか?


結論からいうと、保険金を受け取ることは可能ですが、修理費用の全額を保険金で賄うのは難しいと考えられます。なぜなら、地震保険は火災保険の付帯として加入するものであり、保険金額は火災保険の30%~50%までと定められているからです。


加えて、損害割合が10%未満(一部損壊)と判定されれば、火災保険の5%が限度となってしまいます。もちろん、被害の程度によってはそれで十分という場合もあるのですが、あまり高額の保険金がおりるとは考えない方がいいでしょう。


また、地震の発生から10日以上経過した後に保険会社に相談すると、保険金が受け取れなくなる可能性があります。というのも、10日を過ぎると損害と地震の因果関係を証明しにくくなってしまうからです。地震が起きたら、できる限り早く専門業者に相談して点検を行い、10日以内に保険会社へ連絡しましょう。




■地震後の点検、メンテナンスは面倒でも重要です!


地震によって建物の防水機能が低下すると、建物へのダメージは目に見えないところで確実に蓄積していきます。放っておくと、地震による被害そのものよりも大きなダメージを受けることになりかねません。地震の後に外壁や屋上の亀裂・破損を発見した場合は、二次被害が拡大しないよう、早めに修理するのがおすすめです。


そのためには、たとえ面倒でもしっかりと点検を行い、状況に応じた修繕工事を行う必要があります。まずは信頼できる専門業者に相談し、地震による被害の状況を正確に調べてもらいましょう。


川口市のアイナは、建物の防水工事や大規模改修工事をメインに行う会社です。建物のプロとして不具合のある箇所を的確にジャッジし、止水工事・防水工事を行います。建物の内外を問わず、どのような場所でも工事可能です(https://www.ina-co.jp/blog/bousui/133458)。地震の後でもそれ以外でも、雨漏りや漏水が心配な時は、アイナまでお気軽にご相談ください。