皆さんこんにちは。埼玉県川口市を拠点に、埼玉県や東京都内、千葉県・神奈川県といった首都圏で、内装・外装の補修や防水工事などを手がけている株式会社アイナです。
建物の外壁は、常に雨風や紫外線にさらされダメージを受けています。その結果として発生することがあるのが「外壁タイルの剥落」です。時には大きな事故につながることもあるので、十分に注意しなければなりません。今回は、外壁タイルの定期メンテナンスの重要性について解説します。
■外壁タイルの剥落の原因は?
そもそも外壁タイルの剥落とは、マンションやビルの壁によく使われているタイル材が文字通り剥がれ落ちることです。主な原因としては、経年劣化やタイル目地からの雨水の浸入が挙げられます。特に雨水の浸入は、タイルの下地のモルタルにまで到達し、凍害などの影響もあってモルタルごと剥落するケースが少なくありません。
経年劣化や雨水の浸入を完全に防ぐのは難しいため、どのような建物でも外壁が剥落するリスクはあります。また、建設ラッシュの時期に建てられたマンションでは、現在ほど施工方法が確立されていなかったため、技術不足による不具合が生じやすい……という事情もあるでしょう。もちろん、新しい建物でも施工不良により剥落する可能性はあります。
■川口市のマンションは外壁タイルが多い
外壁にタイルが使われるようになったのは、昭和40年代頃です。当時、高級マンションにタイルが採用されたのをきっかけに人気が上昇。オフィスビルでも使われるなど加速度的に普及して、一般的な外壁材になりました。
川口市が平成30年に行った調査によると、この時期以降に建てられたマンションが今でも数多く残っています。つまり、外壁材に当時主流だったタイルを使用している建物が多いということです。川口市周辺でマンションをお持ちのみなさんも、一度外壁をチェックしてみてください。タイルを使っているケースが珍しくないはずです。
これはすなわち、タイルの剥落リスクがある建物が数多く存在することを意味しています。もしタイルが剥がれて通行人を直撃すれば、最悪死亡事故につながり、オーナーは責任を問われるでしょう。このような事態を防ぐためにも、外壁タイルの剥落を防ぐための措置を講じておかなければならないのです。
■外壁タイルは定期検査必須です!
一見するときれいな外壁タイルも、実は見えないところで劣化が進んでおり、すぐにでも剥落してしまう状況にあるかもしれません。そこで、タイルの剥落を防ぐためにぜひ行っていただきたいのが、外壁の定期的なメンテナンスです。定期的に状態をチェックし、必要に応じて補修すれば、ある日突然剥落する事態を防ぐことができます。
そもそも建築基準法の定期報告制度では、「10年ごとの外壁全面打診検査」を持ち主や管理者に義務付けています。つまり、最低でも10年に1回は、外壁の全面的なメンテナンスを行わなければならないのです。これを怠ると剥落のリスクが増すだけでなく、罰則を科される可能性もありますので、必ず計画的にメンテナンスを行いましょう。
アイナは業界でも指折りの職人が外壁診断を行い、危険な箇所をしっかりと補修いたします。調査自体は無料なので、現状だけでも知りたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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