義務であり、建物の安全性のために外壁調査はマスト! 調査方法をご紹介します

皆さんこんにちは。埼玉県川口市を拠点に、埼玉県や東京都内、千葉県・神奈川県といった首都圏で、内装・外装の補修や防水工事などを手がけている株式会社アイナです。


オーナー様にとって外壁の劣化は悩みのタネ。目には見えずとも劣化が進行していたら、内部の断熱材にカビが生えたり、ちょっとした地震がきっかけで漏水が起きてテナントや入居者とのトラブルに発展しかねません。


したがって大切なのが、定期的な外壁調査。ただし、具体的にどのようなことをするのかご存じないオーナー様も多いかと思います。もしかしたら大々的に足場をかけたりブルーシートで覆うようなおおごとになって、入居者やテナントに迷惑をかけるのではないか……。こうしたことを心配をされるあまり、つい調査を後延ばしにしてしまっていませんか?


そんな心配はご無用です。むしろ、調査を怠るほうが深刻なトラブルを招いたり、時には罰則対象となってしまうのです。今回は、外壁調査の必要性と、具体的にどのようなことを行うか、ご紹介いたします。




■外壁調査はなぜ必要?



本来、建物の壁は風力や地震力に耐えられるように構造計算をして設計・施工されています。ただし経年劣化や近年頻発する災害などでダメージを受け続けると、本来の性能が発揮できません。


思いがけず劣化が進み外壁の一部が崩れて人にケガをさせてしまったら、大問題。賠償金が発生するだけでなく、管理側の体制も問われて社会的信用も失いかねません。


ちなみに埼玉県では年何回、地震が起きているかご存じですか?

少し前の統計ですが、10年前の2012年は年間216回の地震が埼玉で発生しており全国8位、5年前の2017年は95回で全国10位です。年々減ってはきているものの、それでも地震のダメージはじわじわと建物に蓄積されているのです。


このようなリスクを回避し、外壁が正常な状態かどうかを確認するのが外壁調査になります。




■外壁調査を怠ると罰則はある?


外壁調査を怠ると罰則対象にもなり得ます。

平成20年以前は、外壁の定期的な調査は義務であったものの、罰則は課せられていませんでした。

しかし平成20年4月の建築基準法の改正により、竣工あるいは外壁改修から10年が経過した場合は、全面外壁調査が必須とされるようになりました。

これを怠ったり虚偽の申告を行うと、罰金も発生します。




■外壁調査では具体的に何をする?



建物の規模や敷地条件にもよりますが、「アイナ」では通常、打診調査赤外線調査により外壁調査を行っています。


打診調査とは、打診棒やテストハンマーなどで壁を叩き、反響音から劣化箇所を診断するというものです。


赤外線調査は、外壁を赤外線カメラで撮影して赤外線サーモグラフィ法により解析すること。足場を組んだりゴンドラを設置することがないため、調査費用を抑えることができ、調査時間も短くて済むというメリットがあります。


いずれも大掛かりな足場工事を必要としないため、入居者やテナントに負担をかけずに短時間で調査することが可能です。ただし赤外線調査は仕上げ材によってはすべてを判断するのが難しいケースもありますので、打診調査と赤外線調査、すなわちベテランの職人の経験値とハイテク両方を適材適所で使い分けたり組み合わせることで、問題箇所を発見いたします。




■外壁調査には長年の経験が必要! ベテランぞろいのアイナへお任せください



外壁調査では目視と触診も行います。一般の方では気づかない劣化も、経験豊富なプロなら発見が可能。打診検査も、ちょっとした音の高低加減や響き具合で問題があるかどうかを判断しますので、長年の経験がモノを言います。


アイナは代表がテレビ番組「建物の世界を深掘り ボクらケンセツ部」で外壁調査のお話をさせていただくなど、この業界でも腕利きの職人ぞろい。外壁診断はぜひアイナへお問い合わせください。