マンションの屋上防水工事、メンテナンスを怠ると何が起きる?注意点を解説

皆さんこんにちは。埼玉県川口市を拠点に、埼玉県や東京都内、千葉県・神奈川県といった首都圏で、内装・外装の補修や防水工事などを手がけている株式会社アイナです。


最近では10月末まで続くようになった台風シーズン。常識を超えた豪雨や強風によって浸水被害を起こしてしまう前に、できる限りの手は打っておきたいです。

意外と見落としがちなのが、アパートやマンションの屋上。目立った亀裂やヒビがないように思えても、実は目視では確認できない小さなヒビや、劣化した塗装から雨水が浸入することが多々あります。


屋上防水のメンテナンスを怠ると、雨水が浸入して天井部分の張り替えはもとより、ひどい場合は壁・床、さらに家財まで水びたしに。オーナー様にとっては大変な損害になってしまいます。そうならないためには、定期的なメンテナンスや工事が必要。

今回は、マンションの屋上防水についてご紹介いたします。




■マンション屋上防水の種類とは


マンション屋上防水で主流なのは、以下の3つの方法です。



▼アスファルト防水



もっともポピュラーな防水方法で、液体状の溶解アスファルトとアスファルトシートを張り重ねて防水層を形成し、施工実績も多く、比較的耐用年数が長いのが特徴です。

ただし平らでない複雑な形状の部分には対応できない場合も。

「熱工法」「常温粘着工法」「トーチ工法」など、使用する材料によってさまざまな方法があります。



▼シート防水



シート状の防水材料をつなぎ合わせて防水層を形成し、短工期・低コストで、広い範囲をカバーします。平らでない複雑な形状には対応できないケースもあります。



▼塗膜防水

液体状の防水材料を塗り重ねて防水層を形成します。液体なので、あらゆる形状に対応でき、継ぎ目のない美しい仕上がりも可能。ただ耐久性でいうと、アスファルト防水やシート防水に分があります。




■防水工事はやったら終わり…ではなく定期的な点検が必要!



こうした防水工事は一度やったら終わりではありません。

屋上はとりわけ紫外線や雨風の影響を受けやすいので、定期的に点検し、同じように防水工事を行う必要があります。


マンションではおおよそ12年~15年の周期で大規模修繕が実施されます。防水工事もその一環として行われるため、防水工事単体を気にされるオーナー様は少ないかもしれません。しかし長年防水工事に携わってきた経験から、アイナでは10年に1度の点検をおすすめしています。


特に台風や大雨の後など防水の膜も傷みやすくなっており、最近では大粒の雹が降ることもあるため、放置せずに防水工事会社へ点検依頼をしてみてください。

川口市のアイナは、無料点検だけでもご依頼いただけますので、ぜひお気軽にお声がけくださいね。